July 2012 Archives

また入院

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上海から帰国する日、朝からちょっと調子が悪かった。私にしては珍しく食欲はないし、夏だというのにちょっと寒い。帰国便の中では寒くて上着を2枚着て、毛布を2枚借りて丸まって、それでも映画を見ていた「我が母の記」。機内食はほとんど食べられず。

帰宅する車の中で連れ合いに話した。熱が出ているようだと。帰宅して測ってみると38.5度ありました。いつもの病院に電話して、緊急外来へ行き、レントゲン、血液検査を受けると、正常値は4000〜9000のはずの白血球数が1200しかない。そのまま入院。雑菌感染を防ぐため個室へ。
翌日の血液検査では、白血球数は700に減っていた。すぐに抗生剤の点滴が始まった。その日体温は最高39.6度まで上昇。外気を遮断する透明な天蓋の中にベッドを入れられた。頭の部分に多孔のボードがあり、そこから清浄な風が常に出ている装置。その弱い風圧で外部からの空気がベットに来ないようになっているそうです。つまり、ベッドから離れず、勿論部屋から出ることも禁止です。生食禁止の食事はいつもよりもっと病院食をまずく感じさせる。
3日目、白血球数は500まで落ちた。そこで血液内科の先生が登場。骨髄の働きを調べる検査をした方がいい、と言うことになったのです。骨の中の随を採取して調べる。恐ろしそうな響き。「麻酔を使いますから、痛くないです」と言うが、怖い。結局、麻酔注射は痛いし、骨に穴を開けられている感じはあるし、何かを引っ張られている感覚があって、非常に怖い検査でした。担当医(30代の女性)が付いてくれたのですが、終わってから「よく頑張りました。私ははじめてこの検査を見た時、自分が気持ち悪くなっちゃったんです(笑)」と。付き添ってくれてありがとう。
結果は血液の病気ではないらしく、薬の副作用か感染によって骨髄細胞が弱ってしまったこと、らしい。一安心ですが、その治療もしながら、次の免疫抑制剤も探さなければならないということです。さっさと退院するつもりだったので、がっくりです。7月13日の新橋演舞場「猿之助襲名興行」のチケットもダメになりました。悔しい。


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透明テントというか天蓋。連れ合い曰く、お姫様ベッド(爆)
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ベッドからの景色。

上海2日目

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上海2日目はもの探し、つまり買い物。しかし暑い。後で天気予報を確認すると、最高気温38度(汗)
材料探しに建築資材市場へ行ったのですが、広い。歩いて探せる広さじゃない。1種類見つけて、後は諦めました。

午後から、友人が引っ越してオープン準備中の画廊へ行った。外灘(世界遺産地区)に近い元共同租界の中。古い煉瓦造りの建物がたくさん残っていて、向かいは外灘美術館。まだ開発半ばだそうで、2年後に出来上がると友人の画廊の前の路も石畳の歩行者天国になるそう。今はまだ小さな飲食店などが残っていて、古く雑駁な感じ。
近くには古くて渋い煉瓦の壁や、ペンキを塗り重ねた渋いドアや、いい感じのところです。

夕方から友達と小さな古い、そして美味しい料理屋さんへ出かけた。そこは知っている客でなおかつ予約している人しか入れない。20人も入ればいっぱいの店です。メニューはない。言葉が出来ないと注文も出来ない。おばさんが料理を説明、客がそれをたのむ。おばさんと軽口をたたきながら和気藹々と食事を楽しんでいる。決して気取った一流店ではないのですが、美味しい。
1時間半位の食事の間、客が何人か来たがことごとく断られました。予約でいっぱいです、の一点張り。予約している人も7時15分予約の人が6時45分に現れたら、予約時間を確認して、その時間に来いと追い出された。おばちゃんは明るくて面白く、それでも嫌みにならない。格式張っているからそうしているんじゃなくて、店が狭いからルールを変えない、と言うことらしい。店を大きくしたら、と言う声には耳を貸さないそうです。味を変えたくないから、かな。
伝統的な上海料理だと思うのですが、全体に甘い。そして美味しい。上海料理の中ではここが一番好きです。「上海蟹とお餅の甘煮」「田螺の甘煮」「鴨甘煮」「空心菜炒め」。田螺は一度身を出して刻み、いろいろな材料を加えてまた殻に詰めて煮込むらしい。これと、突き出しで出た上げ湯葉の煮込みが美味しかったなぁ。

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真ん中にいるのが元気なこの店のおばさん。右側が画廊のオーナーの友人。ちなみに店の名前は「春」一文字です。

上海

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昨日、上海に着きました。3時間弱のフライトで時差も1時間。
ホテルに入って、携帯用酸素生成機を充電しようとしたところ、プラグがここのコンセントに入らない事が判明。アメリカのプラグは左右をはっきりさせるためか、片方の先端が太くなっています。日本のコンセントには入るのに、中国のコンセントには入らない。このまま充電できないと、予備のバッテリーがある内にとんぼ返りしなければならない?(汗)
そこで、東京の秋葉のような電気部品店が集まっているビルへ。旅行用のアダプターを購入。ところがホテルでこのアダプターを壁のコンセントにさしてみると、重さのせいかすぐに落ちてしまう。ハウスキーピングのおばさんに頼んで延長コードを貸してもらい、充電が始まってやっとほっとしました。
連れ合いがアダプターを探しに行っているのを待つ間ケンタッキーフライドチキンに入った。ここのアイスコーヒーはすこぶる甘かった。そういえば、中国の飲み物はほとんどが甘いのです。ペットボトルのお茶も甘みが付いているのが主流。「無糖」の表示を確かめて買わないと飲んでびっくりです。
これは日本ではコーヒーフロートというのでは?
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初日の夕食にはお馴染みのレストランへ。手頃な値段で美味しいので、いつも混んでいる。
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中国の領収書にはスクラッチくじが付いている。滅多に当たらないが。
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78分の1小屋

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今週半ばから、2年ぶりに上海へ出かけます。仕事で出かける連れ合いについて行くのですが、もうちょっといい季節にすれば良かったかな、と思っています。
行くについては色々迷ったのですが、「自分だったら、可能な限りやりたいことをやります」という近所のホームドクターの言葉に背中を押されました。
確かにそうです。私の体はこれ以上良くなる見通しはほとんど無いのですから、尻込みしていたってはじまりません。今は病気も安定していますから、友達と会い、美味しい上海料理を食べてきます。
そこで、例によって飛行機会社とのやりとり、携帯用酸素生成機の準備等、健康だった時には無かった煩雑な手続きが続きました。

出かける前に目途を付けたいと思っていた制作中の78分の1の小屋の中がやっと出来上がりました。先回から小物を増やしたりストーブをセットしたり。中の小物は作る人それぞれ。私はサンダルや下駄、ビールの箱などを加えてみました。これから屋根や雨樋など大変な作業が待っています。それもまた楽しみ。


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