天空の病室から

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去年から主治医に受けるよう言われて逃げ回っていた手術を受けるため順天堂お茶の水本院に入院中です。


「内視鏡的食道静脈瘤結紮術」という長い名前の手術です。早い話、食道に出来た静脈瘤をつまんで根元を縛る、というもの。2011年に1度受けたことがあるのですが、その時は鎮静剤も十分には効かず、苦しく長かった思い出があるのですが、今回は意識朦朧、記憶が無い。
事の顛末を見届けられなかったのは、今となってはちょっと残念な気もする。
内視鏡(いわゆる胃カメラです)は映像が自分で見えるので、どういう風に縛るのか、止めるのか、見届けたいと思っていたのでありました。
しかし、意識を取り戻したときの痛さは相当なもので、意識が無くて良かったのかも知れません。意識があったらじたばたしていたかも。
前の時は丸3日くらい絶飲食で、水が飲みたかったー!と言う記憶があるのですが、今回は次の日にはどろどろした水薬と少しの水が飲めたのでした。
違う病院だからなのか、数年たって手術にも変化があったのかは定かではありません。
2日目のお昼には重湯をゼリー固めにしたようなものだの、味噌汁をゼリー固めにしたようなものだのが出ました(不味すぎて絶食後でも食べられませんでした)
やっと、まともなお粥になったのですが、メニューにほうれん草って書いてあっても、それは緑色のゼリーだったりするので、ちょっと笑えます。

ベッドは18階の窓側で、静かで快適です。よく眠れる〜。
退院したら、何から作り始めようか、7月の京王百貨店新宿店展示に向けて、ちょっと焦ってきました。

順天堂18F.JPG
 

Chicagoより帰国

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Chicago International Miniature Showへ行ってきました。
年初めから忙しかったせいなのか、薬のせいなのか、Chicagoへの出発の3日前に発熱、必死に主治医に連絡を取って、免疫抑制剤の服用中止と抗生物質を飲み始め、ひどくなったらお茶の水本院へ行け、という指示をもらって、出発の準備もできぬままひたすら寝て、なんとか出発前日には平熱に戻り、無理矢理空の上の旅人となったのでした。幸い便は空いていて、機内で横になることができました。
ところが夜になって再び微熱が出てまた一日寝ているはめになりました。
ショウが始まってしまうと、アドレナリンが出ているせいなのか結構楽しく知り合いのディーラーやお客さんと交流して無事3日間を過ごし、最終日の夜には昔からの知人たちと会食し、出発の日の午前中にはシカゴカブスの本拠地「リグレイフィールド」まで行ってグッズを買ってくるという・・・具合が悪いのは何処へ行った!
下の写真はショウの間にいただいた差し入れやお土産などです。なんとかトランクに入ったものの、空港で重量オーバーでトランクから出して段ボール箱に入れるという今までにないことになりました。重さのあるお菓子の買いすぎ、貰いすぎにはご注意下さい。(っていうか、ミニチュアの買い物はどうした!)
そんなこんなで無事我が家に戻って、再びの時差ぼけと戦い中です。
Chicagoお菓子.jpg

Chicagoへ

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桜もそろそろ終わりです。
4月4日に「ドールハウスタウン」のための作品を引き渡しました。
丸3ヶ月苦しんで、最後まで往生際悪く悩み続けました。まあ、毎度のことですが…
どうも私は決断力がないのか、自信がないせいなのか、作品の制作に時間がかかりすぎます(汗)
イメージに近い照明にするために悪戦苦闘した天井裏の配線です。

建築家の部屋配線.jpg

そして、来週シカゴへ出発です。
Chicago International.jpg

「ドールハウスタウン(仮称)」

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去年の秋に「亥辰舎」(京都の出版社さん)からドールハウスの本への参加を誘って頂いていて、今年に入ってからもっぱらそれのプランと小物作りに専念しています。
小物を作って行くと全体が気になり図面を引き直し、図面を引いてプリントアウト上に小物を並べてみるとまた作り直したくなり、ちっとも進みません。ハウスを作る時に私が毎回陥るスパイラルです。
先ずはたくさん作った本たち。
Books.JPGのサムネール画像

昨夜、宇江佐真理の「今日を刻む時刻 髪結新三捕り物余話」を読んでいて、文庫本のための後書きに心打たれてしまいました。宇江佐真理は2015年に66歳で亡くなりました。その本の後書きに「私は真人間になるために作家になった」と書かれてありました。彼女は自作の中で登場人物に出会い、学び、考え、悩み、耐え、それが彼女の人生の指標だったと。そして、一時は引退を考えたけれど、そんな宣言をしなくても書けなくなったときが終わりの時であり、シリーズ物を終わらせなければならないという強迫観念にとらわれていたけれど、それも自然に任せれば良いのだと、最近気づいたと書いていたのです。それから5年余りで亡くなりました。
長年彼女の作品が文庫化されるのを楽しみにしてきた読者としては、後数冊で彼女が残していった作品を読み尽くしてしまうのは、とても悲しいです。
 

2017年

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年が明け、2月になってしまいました。
なかなかここに書き込むゆとりがなく、ブログとも言えないご無沙汰になっています。
暮れからお正月は例年のごとく京都で友人達と過ごしました。
メーンイベントは「三嶋亭」のすき焼きだったのですが、お姉さんが作ってくれているのをうっとりとながめていて、食べごろの写真も撮りませんでした(笑)
お肉の写真↓
三嶋亭.jpg

そして、1月2日の富士山です。行きは雲がかかっていたのですが、帰りは晴れでした!
Mt.Fuji2017.jpg

新車!

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 このところ急激に秋らしい気候になってきました。ベランダの黄色い彼岸花が見頃です。

 注文してあった「新車」が届きました。折りたためる電動車椅子です。
 数年前から、デパートや美術館など車椅子の貸し出しをしているところに行く時には車椅子を借りてもらっていたのですが、押してもらう車椅子は押す方も大変なら、押されている方も自力では動けないという遠慮があります。電動車椅子があったら良いなと思っていたのですが、我が家はマンションの2階で、玄関に行くまでに階段がある上に1階に車椅子を置いておけません。いろいろ調べて、折りたたんで車のトランクに入る車椅子を探したところ、この「新車」が一番小さくて軽くて値段が安い。夏に試乗させて貰って、操縦に両手を必要とする、コントロールが難しい等々あったのですが、結局「安い」「コンパクト」に惹かれてこれにしました。アメリカメーカーの台湾製です。
 と言っても、自力で折りたたんだり、車のトランクに乗せたり下ろしたり出来るわけではありません。軽いと言っても20キロあります。結局サポートしてくれる人の負担が増えるます。申し訳ないと思いながら、自力で動けることをとりました。
 これを持って、まずSan Joseのミニチュアショウに来月出かけます。アメリカのミニチュアショウは通路が広く、お客さんもディーラーも電動車椅子(小さな電動スクーターのようなもの)に乗っている人がたくさん居るので、多分恥ずかしくないかな〜と。

ZINGER1.jpg

 

ものづくり・匠の技の祭典2016

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ものづくり・匠の技の祭典2016に作品を展示します。
2016年8月10日から12日
東京国際フォーラム ホールE
「はがいちよう&渋谷クラフト倶楽部」のブースに展示します。

林場_edited-2.jpg

梅雨

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梅雨空が続いています。梅雨が明ければ今度は暑い夏が来ます。寒さも暑さも老身にこたえます。

シカゴショウから帰ってすぐ作った、小さい箱。顕微鏡の箱と昆虫採集の箱。両方とも小学校高学年のころから持っているものなのですが、最近は見かけません。サイズは12分の1です。

Small boxes.jpg

Chicago Miniature Show

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 4月13日に成田を発って、アメリカ、シカゴへ出かけました。例年のようにChicago International Miniature Showへ参加するためです。
 酸素生成機を持って車椅子で通関するには、クルーなどが通る専用の通路を使用します。一般のイミグレーションが混雑している時は、専用の通路の方が速いのですが、空港がすいている場合は一般通路の方が速い場合もあり、今回は車椅子の方が時間がかかりました。
 今回はアメリカ到着時の通関にいつもの数倍の時間がかかりました。車椅子に乗ったまま1時間くらいイミグレーションの手前で待たされ、後から来た人が先に行ってしまったり、日本と違って整理している人が大いにいい加減です。まあ、順番が来るのを待つしか方法は無いので諦めるしかないのですけれど。
 毎年のことですが、ホテルの部屋も10ヶ月も前からエレベーター近くのツーベッドを予約しているのに、必ずチェックインの時に念を押さないとエレベーターから遠い部屋になってしまったりします。今回も念を押したら部屋は変えてくれたのですがツーベッドではない狭い部屋でした。早くからコメントを入れて予約している甲斐がない。
 ショウは金曜日のプレショウから始まり、土日と続きますが、金曜日にお客さんが来なければ、もう良い売り上げは望めません。ほとんどのお客さんは3日間会場に滞在しますが、めぼしいものはプレショウで売れてしまうのです。私のテーブルはいつも出足が遅いので、何とも言えませんけれど。
 ショウ2日目、土曜日のショウ終了と同時にシカゴの友人がホテルに迎えに来てくれて、ダウンタウンの「コンテナショップ」へと向かいました。極小のアクリルボックスを購入するためです。なぜか日本では売っていない小さいサイズのものまで、いろいろなサイズのアクリルボックスが揃っているのです。
 その後、予約してくれていたシカゴ川添いの「RIVER ROAST」レストランへ。丸一羽の鶏ローストが名物らしく、皮パリパリで美味しかった。デザートに「FAT ELVIS」って言う笑える名前のがありました。
 体調を考えると最後のシカゴショウになるかも〜と思いながら、でも、捜し物も見つからなかったし〜、また来たい、と思いつつ帰りの飛行機に乗りました。
RIVER ROAST.jpg


3月11日

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3月11日です。
5年前の今日、私は自宅の居間で在宅酸素療法の説明を聞いていました。長く続いた揺れの後、呆然とテレビに映し出される光景を見つめました。酸素供給会社の担当者と一緒に。画面を見ていることしかできず、つくづく無力であることを思い知った日です。
あの時何をしていたのか、ずっと思い出す日があります。3月11日は日本中の人たちが、あの時何をしていたのか思い出す日になりました。私にとっては酸素療法が始まった日でもあります。

私の療養生活について少し書きたいと思います。
現在私は24時間酸素を吸入している必要があります。膠原病の一種である強皮症による肺疾患によって、成人の半分程度しか酸素を体内に取り込めないからです。
2012年の秋には、当時入院していた病院で二つ目の難病、原発性胆汁性肝硬変が分かり、肺疾患も進行し、余命を告げられました。その時余命1年、でした。
しかし、その後大学病院に転院し、膠原病の専門医にかかったおかげで、その時の余命を超えて現在も何とか生活しています。病院や主治医を選ぶことは大切なことです。私の転院が5年早かったら、今の私の病状は違ったものになっていた可能性が大きいと私は考えています。私は追い詰められるまで転院を言い出せなかった。無知で非力でした。

私は年に何回か海外のイベントにも参加しています。その時の準備などをお話ししたいと思います。
私は2011年にアメリカ製の携帯用酸素生成機を購入しました。残念ながら、携帯用酸素生成機は日本で生産も販売もしていないため、シカゴに住む友人宅へ販売元から機械を送ってもらい、連れ合いがシカゴまで取りに行き手荷物で持ってきました。バッテリーが付いているために、普通に郵送することは難しいのです。日本で販売もしていないので、故障しても修理してくれるところもありません。2012年に故障した時には、アメリカの販売元と数十回のメールのやりとりと、言葉が分からない電話で四苦八苦し、航空便で送り数か月かかって修理し戻してもらったのでした。日本製があったらどんなに心強いかと思います。身近に先人がいないので、全て自力で調べ、手続きしなければならなかったので、今振り返ると我ながら良くやったなぁと思います。
この酸素生成機を持って旅をしますが、航空機に搭乗するには事前の申し込みと医師の診断書が必要です。ゲートへの移動と通関は車椅子を利用します。いまのところエコノミークラスでは電源につなげないので、手荷物に重い交換用のバッテリーを入れて持って行きます。アメリカ便やヨーロッパ便では必ずバッテリーの交換が必要です。ホテルにチェックインしたら、まずバッテリーの充電をしなければなりません。就寝中も電源に繋いでおく必要があります。延長コードは必需品です。これら酸素生成機や荷物の管理は連れ合いに頼っています。彼は私にとってなくてはならない看護人です。私は沢山の人に助けられてやりたいことが出来ていると、つくづく思っています。

Facebookやブログやメールなどでは私の疾患が分からないので「付き合いの悪い奴」と思われている可能性は大きいのですが、イベントや会合などに参加したくてもなかなか出来ないのです。それでも誘っていただいているのは、本当にありがたいことだと思っています。
これからも出来る範囲で、体調が許す限り「ミニチュア作り」を楽しんでゆきたいと思います。Chicago International Miniature Showへの出発も1ヶ月後になりました。無事彼の地に立てるように今から準備します。

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